スキタイのムスメというゲームのレビューもどきです。
sukimusu

【 スキタイのムスメー音響的冒険劇ー】


結構前にどっかで見かけて是非ともやってみたいゲームだったので、iPadでクリアしました。


…まず癒し系って言った奴でてこい!(泣


独特なドットで描かれた世界やサウンドは確かに美しくて浸れる感じなのですが、
(なんと言っても音響的冒険劇ですからね。)
意外と生々しかったり、恐かったり、痛かったりする鬱路線なゲームです。
ゲームというより、「ゲームとは何か」を表現した体感型アートかも。

アートなのでゲーム性は乏しく若干作業っぽいですが、
夢と現実の相互作用、現実の月の満ち欠けに影響される進行などなど
ワクワク要素てんこ盛りで面白くない訳がない(笑)。
シュールで皮肉めいた設定の中に展開される重いストーリーと、
軽快な日本語訳のギャップもなかなか楽しませてくれます。
尺がちょっと短くて物足りないのですがかなり好きなゲームの一つとなりました。

ただ、ラストはプレー中のモヤモヤがあまり払拭されなくて、答えの用意されていない問題を必死に考えさせられた後みたいな心境になりました。ユングの著書からの引用があるそうで、そこら辺に詳しい方ならもっと深く味わえるのかなあ…。


また、このゲームにはツイッターとの連動機能(必須じゃない)があるので、
そっちも利用できるともっと楽しめますね。

実は私もですね、この為に、密かに人生初のツイッターアカウント取ったんですが、なんかボタンが効かなくてですね。仕方なく連動なしでクリアしたら随所で皮肉られた上に実績?とかよく分からなくて悔しい思いをしました。まあ自分でツイッター側の設定を不許可にしてたからなんだけどね!気づくの遅いよ自分!



以降はクリア後の感想や考察なのでネタバレ注意です。








あーー分かっていても弱ってくスキタイのムスメを見るのは辛かったです。
ゲホァて血吐きながら強気で軽い(むしろチャラい)セリフを言うので逆に切なくなってくる。。
エンドロールで川を流れてくるのはこたえました。彼女は使命を果たしたんだね。
まあプレイヤーである私が殉死させてしまった訳だけども。(このゲーム、こういうことですよね?)

と今でこそしんみりしてますが、実は酷いプレイヤーでして

月の洞窟の往復&戦闘が面倒だからわざと倒されて暖炉の前で蘇生するのを待ち、そのまま椅子に座って回復しつつB面へ時短。(私あったま良いー!ヒュー!)

ってことを繰り返してたら最終セッション手前でアーキタイプのおっさんに
流石!あそこで見殺しにするなんて余程の判断力がないとできないですよ!みたいな皮肉言われた。。。

ご、ごめん。心は痛んだけど暗月のトライゴンが全然攻略できなくて10回位往復して正直ウンザリしてたんだもん。。結局ネットで攻略見てしまいましたが、分かんないよあれ!どこかにヒントあった??ツイート?そういえば最初オトメちゃんの行方も分からなくて、暗月のロックフェスに取り残されてんだと思って血反吐はきながら月の洞窟まで戻って夢の中行ったのにドアあかなくて混乱したわ(笑)。




クリアした後も、結局魂の重大疾患とはなんだったのか。治療は成功したのだろうか。
我々もまた彼女と同じで、自由意思のつもりが他の大きな意思に動かされているだけなのだろうか。
そういったことを延々考えさせられてしまいます。
こういう所はANGEL WHISPERやFolksSoulに似てるのかも。


主人公と一体になるのではなく、主人公を導くというのもなんだか妙な感覚でしたし、
永遠の渦がアカシックレコード的な概念だったのにも驚きましたし、
色々得るもののある作品でした。楽しかったー。
今はツイッター機能も解決したので時々呟きながら二週目?してます。月を眺めながらね!


さて、いつものように考察も何もない拙い感想文となってしまいましたが
果たして最後まで読んでくれた方はいらっしゃるのだろうか(笑


いらっしゃいましたら、ありがとうございます。

これで僕らは永遠にコズミックフレンドだ。いいね?