すっかり更新も遅くなってしまった。管理人です。元気です。

何を思ったか6月の始めにアイルランド一人旅を決行してきました。
初海外!女一人旅!英語は中学生レベル!!
本気でニュースになったらどうしようと思ったよね…。邦人行方不明とかさ…。


無事に帰ってこれました。それどころかめちゃくちゃ楽しかったです。
勇気出して行って本当に良かった。

ブログではしばらく旅行中の色々を小分けにしてまったり書いていきますんで、気長におつきあいくださいませ。一週間程度でコング村、モハーの断崖、アラン諸島、ニューグレンジなど行ったよ!記事の内容的には私のヘマと写真と絵が少しとフォークスソウル要素とギネスになる予定です。

これは第0回なのでさわりみたいな感じでアイルランドの印象を少し書きます。



アイルランドと言えばレムリック村みたいな寂れた村とか(失礼)、冷たい風と荒れた海とか、妖精(シー)の住む遺跡だとか、およそ陽気さとはかけ離れたものがたくさん見れたら良いな!という気持ちだったのですが、なんか、夏だし、運良くというか何というか晴天続きだし、自分の旅スキルで行ける場所は観光地なのでたくさん人いるし、皆親切だし、WiFiビンビンだし、お店にはかわいいお土産たくさん売ってるしで

、、なんだ、なんだこの歓迎されてる感!

暗い歴史や問題を多く背負った国なのですが…。
何か明るい!ついでに夜もサマータイムで22時頃まで明るい!!

この『アイルランド=暗い国』の勝手なイメージを覆すような陽気さ、一応ガイドブックなどでも触れていて、すっかり観光地化されてしまったと悲観する見方もあるようですが、結果的に旅スキル0の私にとっては非常に好都合な環境だったので助かりました。それに、少し振り返ってみると、この陽気さは残酷な過去や暗い現実に負けない為の力任せの楽観論が作り出したのかもしれないな、とも思うわけです。


そう考えると健気です。

というのも、郊外の景色は美しく、趣ある遺跡なんかもゴロゴロあるけど、その他には派手な建造物とか目に見える豪華な観光名所があんまないんだ、この国。歴史の中で失われていったのかもしれない。首都であるダブリンさえもどこか乱雑で田舎っぽくて、情報と見所で大洪水な東京とかとは全然違う。悪い言い方をすれば退屈な国かもしれず、だんだん心配になってくるレベル。ただ何もないからこそ雲や風や時々現れる遺跡の影にドキっとさせられるし、空気中に何か壮大な謎が横たわってるような気がしてくる。その謎は多分人々の生活や文化の中にもあって、現地の人と談笑できるだけの英語力があれば後100倍はその謎に浸れるんじゃないかな。街中はそこにアイリッシュトラッドのダンス曲みたいな軽快さが添えられて、生命力になっていく。

そんな感じで、観光地のみをまわった身であっても感じられる程にアイルランドは謎多き国、
どうにも掴み所のない摩訶不思議な国でした。

うーん、 好き。

旅行記は次回に続きます。