ケルズの書は4冊の福音書から成る聖書写本です。
世界一美しい本とも称され、牛皮でできた340枚の紙に手描きで精緻なケルト装飾が施されている代物。

撮影禁止なのでお土産に買ったポストカードから掲載~。
Kels

(このお土産いざ配ろうとするとめっちゃ人を選ぶことに気付く。)

(ご利益はあるんじゃないかな…)

実物は見開きで展示されているのですが、これが本当に細かくて細かくて、一色に見える部分が実は入り組んだ組紐模様だったりしてな。
ジャパニーズマインドで見てるから検討違いな感想かもしれないけど神は細部に宿る的なことを思ったり、写本自体が修行というか花道や茶道的な何らかの道であったのだろうなーなどと感じるそしてよく見るとゆるい動物が隠れていたりして飽きない。関連の展示では写本に使われた顔料や道具、製本作業を再現した映像などが流れており、紙モノ方面の魅力にも浸れます。

で、ケルズの書を見学後はロングルーム(長部屋)なる部屋に入れるとのこと。
撮影はフラッシュ無し、三脚無しならOKだそう。ふ~ん。
ダブリン屈指の見どころと言われる場所らしいのですが…さて…


longroom1

longroom2
宇宙かよ…。

来て良かったー!の第一波がヘタレ旅行客を襲う!
機能美というんだろうか。 ストイックな装飾と秩序だって並べられた本棚の繰り返しが美しい!
この知識の宇宙を感じさせる空間はスターウォーズのジェダイ図書館のモデルになったという。
(似すぎていてトリニティカレッジと揉めたとか揉めなかったとか)

longroom3
撮影OKになったのは最近からなのだそう。幸運。

longroom4
光の中に佇む書棚は秘密にしたいくらい美しい。

探せば絶世の大書さえ見つかりそうな図書室に興奮冷めやらぬままですが、時間も怪しくなってきたので次に向かうは歴史考古学博物館。これを機に、学術的価値の高いものを沢山見ることで体感IQを上げれるだけ上げておこうという計画です 。併設のお土産を出てトリニティカレッジを出たら南へ少し歩きます。

(迷子)

歴史考古学博物館は
嬉しいことに入場無料。紀元前2000年から現代までの工芸品が見れるのですよ。
国宝級のお宝がいくつか収蔵されていますが、私が見たかったのは
その中の一つ、
アイルランド最高峰の金細工である 
ラのブローチ(8世紀) です。
tarab
これです。かっこいいだろ?(自慢げ)
僧衣を留めるものだそうですが 、この現代的なデザインはかなり衝撃的。ファンタジーRPGに出てきそう。
写真では見えないけど針?の先まで組紐模様が彫られていてケルズの書とも通じます。

先史時代の遺跡も。(レプリカかな?)

kohoun
入ってはいけない。

この博物館
二階にも有名なミイラの展示などがあるそうですが、気付いたら閉館近かった為1階のみを回りました。まあ、ケルト的なものを色々見れただけでも十分賢くなれた気がするし、良しとしよう。

そう。
賢くなった私は無理はしない。

何故ならこの後ダブリンを離れ西の街ゴールウェーに行く使命(宿の予約)があるんですからね…



おまけ▼
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本文中に入りきらなかったけど書きたかったあれこれ
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■動物達と聖書写本(付け焼刃注意)
コロンバ派の修道士によって書かれたケルズの書は聖コロンバの動物愛ある人柄を伝えるかのように、文中を沢山の動物文様で飾られている。そこには教義的に意味を持つ動物だけでなく 写字生(写本にあたった修道士のこと)の遊び心を反映したらしき小動物まで生き生きと描かれているそうな。
(参考:ケルズの書を読み解く)

■AVOCA
 アイルランド発のファッションブランド
予定外だけどトリニティカレッジ近くに店舗を発見したので入ってみました。ぶあー!もうね、世の雑貨スキーに…おすすめ。かわいい…。アパレルもだけど絵本に出てきそうなお菓子とかもあって…くうっ…。
最後の日にもう一度来てお土産買うべ!!と思ってのに見事に行きそびれました。IQどこいった。
http://www.avoca.com/ (日本語サイトはhttp://avoca-jp.com/