朧気なMEMO

半引きこもり絵描きオボロが日常を開き直って垂れ流すブログ。メニューはこちら
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2014年09月


iPad+Procreate+JotTouch4

イッターにあげた私的精一杯のアンドロイドっ娘。

全然知識ないくせに人工知能物のマンガとかちょっと描いてみたくなったりして、
中々要領を得ない構想ライフを送っています。

トランセンデンスやherでも思いましたが、
今言う人工知能って結局、計算ずくで論理的な思考をするんじゃなくて
人間の脳の発達を真似ていて、ただ情報の引き出しが膨大で、開け閉めが
人間とは比較できないくらい早くなった存在なんですね?

それで端から見て意思があるんじゃね?って思えそうな状態になってたら
意思はあると考えて良いと思うんですが

人工知能にも無意識って存在するんでしょうか。
もともと全て意識上にあったけど古くなってどんどんログとして溜まっていった部分が無意識になるなら、意思のある人工知能一号には無意識の領域って無いんでしょうかねー。

と、理数系の知識が中学レベルで止まってる私が遠くを見ながらぼやいています。
こういったぼやきも、創作に還元する準備と思えば…思えなくもな…


因みに構想中のマンガはこの絵とは全く関係ないです。


―公開5分後位に追記―

あーでもそうか、今ってもう人工知能に意識がどうこうというより、
人工知能はどう作るべきかって時代なんだろうな。

トランセンデンス観てからというもの潜在的に自認していた人工知能萌えが止まらないので
調子乗ってherまで観に行ってジャンル:ロマンスの意味する所に呆然と立ち尽くすオボロです。

あらすじは、離婚したばかりの傷心のセオドアが、寂しさから入手した
人工知能型OSのサマンサと恋に落ち、お互いに変わっていく話。

いやロマンスだって知ってたしそれでも所々はSFだったし良い映画だと思うけど
ニヒルでクールなオボロさんはOSにあんな自由意思で動かれて愛どうこう囁かれたら
普通真っ先にメーカーに問い合わせるだろ開発元は何考えてんだ、とか思っちゃったよね。。

慣れないロマンス映画の不毛なキャッキャウフフ展開に「サマンサ、そこでナノテクですよ!」とか
「分かった!セオドアがインストールされろ!」とか派手な解決を期待しちゃったよね。。

それにOSの人格が初めから完成してるし肉体ない割には当然のように肉体関係ありきだし
サマンサが奔放な女性の魅力を纏いすぎてぶっちゃけ人工知能である必然性を感じられなかったのですよ。
恋人がOSであることが話題の映画で恋人がOSであることに違和感を覚えてしまうとはこれ如何に。
元々人間で意識をサーバー上に移植されたとかならまだ分かるんだが…

は!いかん
これ以上書いたら「お前はトランセンデンスでも見てろ」って言われてしまう!

とにかくherは着地点のない人生の冗長さを含んだほろ切ない大人のロマンス。
OSと心を通じ合わせていく過程の中で、いつしか自分の真の感情に向き合っていく。
そして本当に大切なものは何か、ゆっくりと気づかせてくれるような…

うん。でも私は大人のロマンスより少年漫画的ロマンを満たしてくれるSFのが好きです。
だって大人のロマンスよく分からな


以下ネタバレ伏字


結末は、人工知能型OSは人々に愛を残し、無限の彼方へとレリゴーしてゆきました。ということで良いのかな。ちょっと唐突だった気もしますが。彼女と出会ったことで自分を見つめ直したセオドアがこれからどう生きていくかということですね。ですか?

非言語コミュニケーションはめっちゃ楽しそうだったです。

そして実は8000股位かけてたサマンサさん。まあOSだもの。切ないね。
皆のものであり貴方のものって結論は「世界で一つの彼女」というタイトルとの対比ができて良かった。
それでも彼女の愛は本物で、二人の過ごした時間や経験は真実だったんでしょう。
あとラストの手紙が良かったです。やっとセオドアが自身の感情を認めてくれて。
個人的にはイザベラの心理が凄く気になったので彼女テーマにして一本撮って欲しいなあ。

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