スキタイのムスメ 2014年04月22日 スキタイのムスメというゲームのレビューもどきです。 【 スキタイのムスメー音響的冒険劇ー】 結構前にどっかで見かけて是非ともやってみたいゲームだったので、iPadでクリアしました。 …まず癒し系って言った奴でてこい!(泣 独特なドットで描かれた世界やサウンドは確かに美しくて浸れる感じなのですが、 (なんと言っても音響的冒険劇ですからね。) 意外と生々しかったり、恐かったり、痛かったりする鬱路線なゲームです。 ゲームというより、「ゲームとは何か」を表現した体感型アートかも。 アートなのでゲーム性は乏しく若干作業っぽいですが、 夢と現実の相互作用、現実の月の満ち欠けに影響される進行などなど ワクワク要素てんこ盛りで面白くない訳がない(笑)。 シュールで皮肉めいた設定の中に展開される重いストーリーと、 軽快な日本語訳のギャップもなかなか楽しませてくれます。 尺がちょっと短くて物足りないのですがかなり好きなゲームの一つとなりました。 ただ、ラストはプレー中のモヤモヤがあまり払拭されなくて、答えの用意されていない問題を必死に考えさせられた後みたいな心境になりました。ユングの著書からの引用があるそうで、そこら辺に詳しい方ならもっと深く味わえるのかなあ…。 また、このゲームにはツイッターとの連動機能(必須じゃない)があるので、 そっちも利用できるともっと楽しめますね。 実は私もですね、この為に、密かに人生初のツイッターアカウント取ったんですが、なんかボタンが効かなくてですね。仕方なく連動なしでクリアしたら随所で皮肉られた上に実績?とかよく分からなくて悔しい思いをしました。まあ自分でツイッター側の設定を不許可にしてたからなんだけどね!気づくの遅いよ自分! 以降はクリア後の感想や考察なのでネタバレ注意です。 続きを読む タグ :#スキタイのムスメ#Sword#&#Sworcery#スキムス#ゲーム#レビュー